商品名

たまこな250

 

目的

医療機関における食物経口負荷試験および卵の少量摂取

 

 

食品表示・品質管理

 

(2019年7月現在)

 

 

アレルゲン情報

 本製品は、卵タンパクを250mg含みます。これは15分以上ゆでたゆで卵(全卵)約2g、割合として全卵1/32-1/26個に相当します。全卵から製造しているため、卵黄成分、卵白成分を含みます。

 

 

臨床研究

 本邦の4 病院、3 医院において、たまこなと同じ粉末を用いた食物経口負荷試験について検討しました。対象は、鶏卵によるアレルギー症状の既往がある252 例で、年齢は1.7 歳(中央値,四分位範囲1.2 ~ 4.6歳)、総IgE  172IU/mL( 53~ 611)、卵白特異的IgE 14.3 kUA/L(4.3 ~ 33.8)、オボムコイド特異的IgE 7.5 kUA/L(1.6 ~ 24.5) 。252 例のうち、200 例(79.3%)がこの粉末による食物経口負荷試験が陰性(無症状)でした。陽性者52名のうち、アナフィラキシーガイドラインで定義される重症度の軽症が13 例(25%)、中等症が38 例(73%)、重症が1 例(2%)でした。症状の出現開始は、61 分(25 ~ 102)、ピークは80 分(20 ~ 138)、消退は120 分(84 ~180)でした。経口抗ヒスタミン薬は34 名(65%)、経口ステロイド薬は15 名(29%)、β2 刺激薬吸入は5 名(10%)に施行され、アドレナリン筋注を要する重症な症例はありませんでした。

 参考文献:Yanagida N, Sato S, Takahashi K, et.al.:J Allergy Clin Immunol Pract. 2019 Feb;7(2):716-718.(Open Access)

 

 

 

食物経口負荷試験への使用

 食物経口負荷試験に他の卵を含有する食品同様に本製品を使用することができます。卵アレルギーの罹患中の方が本製品を摂取した場合は、アレルギー症状が誘発されることがあります。食物経口負荷試験は、医療機関において、医師の指導の下に行われる医療行為ですので、一般の方が自宅等で行うことはできません。一般の方は、お近くの医療機関にお問合せください。

 本製品を食物経口負荷試験に使われる医療機関においては、アレルギー症状出現時の対応ができるよう、薬剤や人員などの準備が必要です。具体的な食物経口負荷試験の方法や詳細につきましては、正書、ガイドライン等のご参照、またはお問い合わせフォームよりお問合せください。

参考文献:食物アレルギーの診療の手引き2017

 

 

開発経緯

 近年、食物アレルギーは増加傾向にあり、卵は我が国の乳幼児に一番多い食物アレルギーの原因食品です。医療機関において、食物経口負荷試験が行われるようになってきましたが、負荷食品の準備が負担でした。そしていずれは、食物経口負荷試験だけではなく、自宅での定量摂取や、臨床研究として行われる経口免疫療法がより簡単になれば良いとも考えました。そこで、「食物アレルギー用加熱鶏卵粉末の開発」が計画され、本プロジェクトは神戸医療産業都市推進機構(理事長:本庶佑氏)助成事業に採択されたことで、研究開発費を獲得して開始されました。

 開発は、全国の食物アレルギーを専門に研究している医師、栄養士の協力のもとで行われました。完成した加熱卵粉末は「たまこな」と命名されました。

 

 

購入

 現在のところ、医療機関様からのお問い合わせのみ受け付けております。一般の方、アレルギー患者様への販売は未定です。また、消費期限が4ヵ月を切った商品は販売しておりません。

 

 

 

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