医療機関様向け製品(負荷試験用)

 

たまこな250

たまこな750

たまこな25

 

目的

医療機関における食物経口負荷試験

負荷試験が陰性の方の食事指導

 

アレルゲン情報

 

たまこな250

 ・診療ガイドラインの「少量」の負荷試験に対応しています。

 ・卵タンパクを250mg(ケルダール法)含みます。

 ・15分ゆでたゆで卵(全卵)約2g、かたゆで卵白として1.3g、全卵1/32-1/25個に相当します。

 ・卵黄・卵白成分を含みます。

 

たまこな750

2022年10月発売

 ・診療ガイドラインの「中等量」の負荷試験に対応しています。

 ・卵タンパクを750mg(ケルダール法)含みます。

 ・15分ゆでたゆで卵(全卵)約6g、かたゆで卵白として4g、全卵1/8個に相当します。

 ・卵黄・卵白成分を含みます。

 

臨床研究

 本邦の4 病院、3 医院において、たまこな250,たまこな750と同じ粉末を用いた食物経口負荷試験について検討しました。対象は、鶏卵によるアレルギー症状の既往がある252 例で、年齢は1.7 歳(中央値,四分位範囲1.2 ~ 4.6歳)、総IgE  172IU/mL( 53~ 611)、卵白特異的IgE 14.3 kUA/L(4.3 ~ 33.8)、オボムコイド特異的IgE 7.5 kUA/L(1.6 ~ 24.5) 。
 

【たまこな250を用いた負荷試験】

252 例のうち、200 例(79.3%)がこの粉末による食物経口負荷試験が陰性(無症状)でした。陽性者52名のうち、アナフィラキシーガイドラインで定義される重症度の軽症が13 例(25%)、中等症が38 例(73%)、重症が1 例(2%)でした。症状の出現開始は、61 分(25 ~ 102)、ピークは80 分(20 ~ 138)、消退は120 分(84 ~180)でした。経口抗ヒスタミン薬は34 例(65%)、経口ステロイド薬は15 例(29%)、β2 刺激薬吸入は5 例(10%)に施行され、アドレナリン筋注を要する重症な症例はありませんでした。

【たまこな750を用いた負荷試験】

154 例のうち、148 例(96%)がこの粉末による食物経口負荷試験が陰性(無症状)でした。陽性者16名のうち、アナフィラキシーガイドラインで定義される重症度の軽症が4 例(25%)、中等症が12 例(75%)、重症が0 例(0%)でした。症状の出現開始は、48 分(28 ~ 90)、ピークは65 分(49 ~ 100)、消退は133 分(86 ~153)でした。経口抗ヒスタミン薬は13 例(81%)、経口ステロイド薬は6 例(38%)、β2 刺激薬吸入は4 例(25%)に施行され、アドレナリン筋注を要する重症な症例はありませんでした。

 参考文献:Yanagida N, Sato S, Takahashi K, et.al.:J Allergy Clin Immunol Pract. 2019 Feb;7(2):716-718.(Open Access)

 

たまこな25

2022年11月発売

 ・卵タンパクを25mg(ケルダール法)含みます。

 ・15分ゆでたゆで卵(全卵)約0.2g、かたゆで卵白として0.13gに相当します。

 ・卵黄・卵白成分を含みます。

 

臨床研究

研究対象 生後数か月以内から痒みのある湿疹、アトピー性皮膚炎があり適切なスキンケアとステロイド外用薬で、生後 6 か月までに湿疹を治すことができた赤ちゃん
卵の摂取方法 研究用加熱全卵粉末を、生後 6 か月から極少量(卵として約 0.2g 相当、たまこな25に相当)、生後 9 か月 からは約 5 倍に増量(たまこな250の半量に相当)して、1 日 1 回摂取。食べ始めと増量する時は、負荷試験で安全を確認しました。比較対照として、同じ人数の赤ちゃんに、鶏卵を含まないパウダーを食べてもらいました。
結果 1 歳時点で、加熱全卵約 1/2 個相当に対してアレルギー反応を示した人数を比べたところ、粉末を食べた群(介入群)では、アレルギー反応を認めた子どもの割合が少ないという結果が得られました。
※本研究の発表をうけて、2017年に日本小児アレルギー学会より「鶏卵アレルギー発症予防に関する提言」がなされて、鶏卵アレルギーの発症を予防するために、離乳食での鶏卵摂取を遅らせるのではなく、むしろ早期に微量摂取を開始することを推奨しています。学会ホームページ上で確認することが可能です。

Natsume O, Kabashima S, et.al.Lancet. 2017 Jan 21;389(10066):276-286より改変

たまこな25の詳細情報につきましては、こちらからご確認ください。

医療機関様向け
保護者の方向け

 

みるこな100

2022年4月発売

 

目的

医療機関における食物経口負荷試験

※ 2022年10月現在、みるこなは患者様向け販売を行なっておりません。

 

アレルゲン情報

 ・診療ガイドラインの「少量」の負荷試験に対応しています。

 ・乳タンパクを100mg(ケルダール法)含みます。

 ・牛乳3mlに相当します。

 ・脱脂粉乳を原料としているため、生の牛乳3mlより、やや抗原性が落ちる可能性があります。

 

臨床研究

 本邦の多施設研究において、みるこなと同じ粉末を用いた食物経口負荷試験について検討しました。
対象は、乳によるアレルギー症状の既往がある、またはIgE 感作のある103 例。103 例のうち、83 例(81%)がこの粉末による食物経口負荷試験が陰性(無症状)でした。陽性者20名のうち、軽症が4 例(20%)、中等症が16 例(80%)、重症が0 例(0%)でした。経口抗ヒスタミン薬は16 名(80%)、経口ステロイド薬は2 名(10%)、β2 刺激薬吸入は7 名(35%)に施行され、アドレナリン筋注を要する重症な症例はありませんでした。症状の出現開始は、30 分(中央値)でした。

 参考文献:Nagakura KI, Sato S, Miura Y, Nishino M, Takahashi K, Asaumi T, Ogura K, Ebisawa M, Yanagida N.Pediatr Allergy Immunol. 2021 Jan;32(1):161-169

 
 

診療ガイドラインにおける本製品の位置づけ

 「食物アレルギー診療ガイドライン2021」から改変

 

食物経口負荷試験への使用

 食物経口負荷試験に他の卵や牛乳を含有する食品同様に本製品を使用することができます。アレルギーの罹患中の方が本製品を摂取した場合は、アレルギー症状が誘発されることがあります。食物経口負荷試験は、医療機関において、医師の指導の下に行われる医療行為ですので、一般の方が自宅等で行うことはできません。一般の方は、お近くの医療機関にお問合せください。

 本製品を食物経口負荷試験に使われる医療機関においては、アレルギー症状出現時の対応ができるよう、薬剤や人員などの準備が必要です。具体的な食物経口負荷試験の方法や詳細につきましては、正書、ガイドライン等のご参照、またはお問い合わせフォームよりお問合せください。

参考文献:食物アレルギーの診療の手引き2020

 

製品詳細情報


 
 

患者様向け製品(食事指導用)

 

たまこな250

 

商品説明

 ・本製品を用いた食物経口負荷試験が陰性の患者様は、自宅での継続的な摂取を簡単にするために、食事指導の選択肢の一つとして、本製品を弊社ホームページよりお買い求めいただけます。

 ・医療機関様向け商品より、お求めやすい価格設定です。

 ・患者様のご購入はコチラから。

 

たまこな750

2022年10月発売

 

商品説明

 ・本製品を用いた食物経口負荷試験が陰性の患者様は、自宅での継続的な摂取を簡単にするために、食事指導の選択肢の一つとして、本製品を弊社ホームページよりお買い求めいただけます。

 ・医療機関様向け商品より、お求めやすい価格設定です。

 ・患者様のご購入はコチラから。

 

たまこな25

2022年11月発売

 

商品説明

 ・本製品を用いた食物経口負荷試験が陰性の患者様は、自宅での継続的な摂取を簡単にするために、食事指導の選択肢の一つとして、本製品を弊社ホームページよりお買い求めいただけます。

 ・患者様のご購入はコチラから。

 

開発経緯

 近年、食物アレルギーは増加傾向にあり、卵は我が国の乳幼児に一番多い食物アレルギーの原因食品です。医療機関において、食物経口負荷試験が行われるようになってきましたが、負荷食品の準備が負担でした。そしていずれは、食物経口負荷試験だけではなく、自宅での定量摂取や、臨床研究として行われる経口免疫療法がより簡単になれば良いとも考えました。そこで、「食物アレルギー用加熱鶏卵粉末の開発」が計画され、本プロジェクトは神戸医療産業都市推進機構(理事長:本庶佑氏)助成事業に採択されたことで、研究開発費を獲得して開始されました。

 開発は、全国の食物アレルギーを専門に研究している医師、栄養士の協力のもとで行われました。完成した加熱卵粉末は「たまこな」と命名されました。

 

 

 

 

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